VALORANTをプレイしていて、
「昨日よりマウスが滑らない」
「雨の日だけマウスパッドが重く感じる」
「夏になると細かいエイムがやりにくい」
と感じたことはないでしょうか。
その原因のひとつが湿気や手汗です。
特に布製のマウスパッドは、素材や表面の作りによって湿度の影響を受けることがあります。
VALORANTでは大きなフリックだけでなく、プリエイムから数ミリだけ照準を修正するような細かい操作も多いです。
そのため、単純に「滑る・止まる」だけではなく、いつ使っても同じような滑りを維持できるかもかなり重要だと思います。
今回は、湿気に強いマウスパッド・湿気の影響を受けやすいマウスパッドの特徴と、代表的な製品を紹介します。
そもそも湿気でマウスパッドの滑りは変わる?
すべてのマウスパッドが同じように変化するわけではありませんが、布製マウスパッドでは湿度や手汗によって滑走感が変化することがあります。
湿気の影響を受けると、
- 滑り出しが重く感じる
- マウスを動かしている途中の抵抗が増える
- 細かいエイム修正がしにくくなる
- 普段よりマウスが止まりすぎる
といった変化を感じることがあります。
VALORANTでは、この「日によって滑りが変わる」こと自体が厄介です。
多少速いマウスパッドでも遅いマウスパッドでも、毎日同じ感覚なら慣れることができます。
しかし、晴れている日と雨の日で滑りが変わると、いつもの力加減でマウスを動かしても照準の位置が微妙に変わってしまいます。
特に日本は梅雨や夏場の湿度が高いため、マウスパッド選びでは滑走速度だけでなく、湿気に対する安定性もチェックしておきたいポイントです。
湿気に強いマウスパッドはどれ?
湿気による滑りの変化が気になる場合は、ガラス製マウスパッドや、湿度による操作感の変化を抑えることを意識して設計された布製マウスパッドが選択肢になります。
ガラス製は布製と異なり、表面の繊維が湿気を吸って滑りが変わることはありません。ただし、手や腕の汗による張り付きには注意が必要です。
布製は製品によって湿気の影響が異なるため、素材や表面加工、使用者のレビューを確認して選びましょう。
| マウスパッドの種類 | 湿気・汗との関係 | 選ぶ際の注意点 |
|---|---|---|
| ガラス製 | 布のように表面の繊維が吸湿することはない | 汗で腕が張り付く場合がある |
| 布製(湿度対策をうたう製品) | 湿度による操作感の変化を抑えることを意識した製品がある | 製品ごとに仕様や使用感を確認する |
| 一般的な布製 | 湿度や汗によって滑りの感覚が変わる場合がある | 使用環境や手入れも重要 |
湿気に強いマウスパッド
まずは湿気の影響を比較的受けにくいマウスパッドから紹介します。
特にARTISANは、滑走面に吸湿性の低いポリエステルを採用するなど、湿度による滑りの変化を抑えることを意識して製品を作っています。
ARTISAN 99式
湿気への強さと止めやすさの両方を求めるなら、かなり気になるのがARTISAN 99式(TYPE-99)です。
99式はコントロール性能をかなり重視したマウスパッドで、ARTISANのラインナップの中でも滑走速度は遅め。
さらに速乾性を意識した特殊な生地が採用されています。
VALORANTではフリックしたあとに照準を止めたり、ヘッドライン付近で細かく調整したりする場面が多いため、この方向性とはかなり相性が良いと思います。
湿気に強い+しっかり止めたい
という人なら、有力な候補です。
ARTISAN 零
湿気への強さだけでなく、滑りと止めのバランスも求めるならARTISAN 零(ZERO)。
99式ほど強いコントロール系ではなく、マウスを動かしやすい一方で、止めやすさも残したバランス型です。
「コントロール系が欲しいけど、あまり重すぎる滑りは嫌」
という人なら、99式より零の方が使いやすい可能性があります。
VALORANTだけでなく、ほかのFPSもプレイする人にも選びやすいマウスパッドだと思います。
ARTISAN 飛燕
もう少し速い滑りが好きならARTISAN 飛燕(HIEN)。
零や99式より滑りが速く、マウスを大きく動かしやすいタイプです。
湿度が高い環境でも滑走感が比較的安定しているというユーザー評価も多く、湿気を気にするFPSプレイヤーの定番候補のひとつです。
ただし、99式や一般的なコントロール系マウスパッドから乗り換えると、最初はかなり速く感じる可能性があります。
ローセンシで大きくマウスを振る人や、重たい滑りが苦手な人に向いています。
ARTISAN 疾風乙
ARTISAN 疾風乙(HAYATE OTSU)も湿気が気になる人の候補になります。
滑走速度は速めですが、ただ滑るだけではなく、ある程度のコントロール感も残っています。
飛燕のザラつきが苦手だけど、零よりもう少し軽快に動かしたいという人には選択肢になりやすいです。
VALORANTで素早く振り向きながら、細かいエイムもしたい人に向いています。
ARTISAN 雷電
とにかく軽い滑りを求めるならARTISAN 雷電(RAIDEN)。
ARTISANの中でもかなりスピード寄りのマウスパッドです。
マウスを軽い力で動かせるため、ローセンシで大きく振る場合にはかなり気持ちよく使えます。
一方で、VALORANTでは止めやすさも重要です。
コントロール系から乗り換える場合は速すぎると感じる可能性があるので、湿気への強さだけで選ぶというより、スピード系が好きな人向けと考えた方がいいです。
ARTISAN KEY-83
ARTISAN KEY-83も候補のひとつです。
縦・横・斜めといった方向による滑りの差を抑えることを狙ったモデルで、マウスをさまざまな方向へ動かすFPSとの相性を考えた設計になっています。
VALORANTでも斜め方向への細かい修正は頻繁に行うため、滑りの均一性を重視する人には面白い選択肢です。
X-raypad Aqua Control 2
ARTISAN以外から選ぶなら、X-raypad Aqua Control 2も候補です。
名前の通りコントロールを意識した製品ですが、いわゆる泥系の極端に遅いマウスパッドではなく、比較的軽快にマウスを動かせます。
湿気や手汗の影響を抑えたいFPSプレイヤーから候補に挙げられることも多く、
ARTISAN以外で湿気に強い布製マウスパッドを探したい
という人ならチェックしておきたい製品です。
ガラス製マウスパッドの紹介|Pulsar Superglide 3
湿気による布製マウスパッドの滑りの変化が気になる方には、ガラス製の「Pulsar Superglide 3」も選択肢になります。
Superglide 3は、アルミノシリケートガラスを使用したゲーミングマウスパッドです。布製のように表面の繊維が湿気を吸うことがないため、湿度による布特有の滑りの変化を避けたい方に適しています。
旧モデルのSuperglide 2から表面の質感とエッジ形状が改良され、より滑らかなマウス操作を目指した設計になっています。
Pulsar Superglide 3の特徴
- 素材: アルミノシリケートガラス
- サイズ: M・L・XL・XLE
- 裏面: 高密度シリコーンによる滑り止め
- 操作感: スピード重視
ガラス製は滑りが速いため、VALORANTで使用する場合は、狙った位置でマウスを止められるかどうかも重要です。
また、ガラス表面は湿気を吸いませんが、手や腕の汗によって肌が張り付く場合があります。必要に応じてアームカバーの使用も検討しましょう。
※ガラス製マウスソールとの併用はメーカーが推奨していません。
湿気の影響を受けやすいマウスパッド
ここからは反対に、湿度による滑走感の変化についてユーザーから指摘されることのあるマウスパッドです。
ただし、
「湿気に弱い=悪いマウスパッド」ではありません。
湿度、室温、手汗、使用期間などによって感じ方は大きく変わります。
SteelSeries QcK Heavy
代表的なのがSteelSeries QcK Heavy。
昔から使われている定番の布製マウスパッドで、コントロールしやすく、VALORANTとの相性自体はかなり良いです。
自分も実際にVALORANTで使用していますが、止めやすさや操作感についてはかなり気に入っています。
一方で、湿度が高いと滑りが重くなるという意見もあります。
ただし、使用環境によってはほとんど気にならない人もいるため、
QcK Heavy=湿気に弱くて使えない
ということではありません。
むしろ価格や入手しやすさ、コントロール性能を考えると、現在でもかなり使いやすいマウスパッドです。
湿気による変化をどこまで気にするかで評価が変わる製品だと思います。
実際にVALORANTで使った感想はこちらで詳しくレビューしています。
SteelSeries QcK HeavyをVALORANTで使ってみた感想・レビュー →
ZOWIE G-SR
ZOWIE G-SRも、VALORANTやCounter-Strike系で長く使われてきた定番のコントロール系マウスパッドです。
かなり止めやすいタイプなので、ローセンシで正確にエイムしたい人との相性は良いです。
一方で、湿度によって滑走感が重く感じられるというユーザーの声もあります。
もともと遅めのマウスパッドなので、湿気による変化が加わると「かなり重い」と感じる人もいると思います。
Logitech G640
Logicool G640もFPSでは非常に有名な布製マウスパッドです。
滑りと止めのバランスが良く、プロシーンでもよく見かけるタイプですが、湿度や摩耗による滑走感の変化を気にするユーザーもいます。
新品時の感触だけでなく、長期間使用したときの変化も含めて考えたいマウスパッドです。
Razer Gigantus V2
Razer Gigantus V2はコントロール寄りの布製マウスパッドです。
価格も比較的手を出しやすく、大きなサイズも選べるため使いやすい製品ですが、湿度や手汗が多い環境では滑走感の変化に注意したいところです。
特に腕や手首がマウスパッドに触れる人は、手汗による感触の変化も確認した方がいいと思います。
HyperX Fury S
HyperX Fury Sも定番の布製ゲーミングマウスパッドです。
極端に速い・遅いというタイプではなく扱いやすい一方で、高湿度環境で滑りが重く感じられるというユーザーの声があります。
布製マウスパッド全般に言えることですが、使用環境によって評価が変わりやすい部分です。
一般的な布製・コーティング系マウスパッド
特定の製品だけではなく、一般的な布製マウスパッドにも注意が必要です。
表面の素材やコーティングによっては、
湿気・手汗・皮脂・摩耗
などによって滑走感が変化することがあります。
特に長期間使用しているマウスパッドの場合、「湿気で滑らない」と思っていても、実際には汚れや表面の摩耗が原因になっている可能性もあります。
湿気に強い・弱いマウスパッド比較
ざっくり選ぶならこんなイメージです。
| マウスパッド | タイプ | 湿気が気になる人への候補 |
|---|---|---|
| ARTISAN 99式 | コントロール | ◎ |
| ARTISAN 零 | バランス | ◎ |
| ARTISAN 飛燕 | スピード寄り | ◎ |
| ARTISAN 疾風乙 | バランス~スピード | ◎ |
| ARTISAN 雷電 | スピード | ○ |
| ARTISAN KEY-83 | バランス | ○ |
| Aqua Control 2 | バランス | ○ |
| QcK Heavy | コントロール | △ |
| ZOWIE G-SR | 強いコントロール | △ |
| Logicool G640 | バランス | △ |
| Razer Gigantus V2 | コントロール | △ |
| HyperX Fury S | バランス | △ |
※湿気への感じ方は使用環境や手汗、使用期間などでも変わるため、あくまで選ぶ際の目安です。
VALORANTなら結局どれを選ぶ?
湿気だけで選ぶのではなく、自分がどのくらいの滑走速度を求めているかも重要です。
止めやすさ重視ならARTISAN 99式
VALORANTでとにかく止めやすさを重視するなら、99式が有力です。
ローセンシで大きく振って、狙ったところでしっかり止めたい人に向いています。
バランスならARTISAN 零
迷ったら零が選びやすいと思います。
ある程度マウスを動かしやすく、それでいて止める操作もしやすい。
VALORANTだけでなく複数のFPSをプレイする人にも合わせやすいです。
速めが好きなら飛燕・疾風乙
重たい滑りが苦手なら飛燕や疾風乙。
特にローセンシでマウスを大きく振る人なら、軽い滑りの恩恵を感じやすいと思います。
定番・コスパならQcK Heavy
湿気への安定性だけならARTISAN系を選びやすいですが、QcK Heavyにも大きなメリットがあります。
価格、入手しやすさ、コントロール性能、6mmの厚みなどを含めると、現在でもかなり魅力的です。
自分自身、VALORANTで使ったときの操作感はかなり良いと感じています。
湿気の影響が気にならない環境なら、無理に避ける必要はないと思います。
今使っているマウスパッドの湿気対策
「湿気が気になるから新しいマウスパッドを買う」という方法だけではありません。
今使っているマウスパッドでも、
- エアコンの除湿機能を使う
- 除湿機を使う
- 手汗をこまめに拭く
- アームスリーブを使う
- マウスパッドを定期的に清掃する
- 使用後は湿気の多い場所に放置しない
などで改善できる場合があります。
特にエアコンの除湿はかなり手軽です。
マウスパッドだけでなく、自分がプレイする部屋の湿度自体を安定させれば、日による操作感の変化も抑えやすくなります。
まとめ:VALORANTでは「滑りの安定性」も重要
VALORANT用のマウスパッドを選ぶときは、
滑るか、止まるか
だけに注目しがちです。
しかし長期間使うことを考えると、
いつ使っても同じように滑るか
という安定性もかなり重要です。
特に日本の梅雨や夏場では湿度が高くなるため、雨の日になるとエイムの感覚が変わってしまう人は、湿気への強さもマウスパッド選びの基準にしていいと思います。
自分なら、
止め重視 → ARTISAN 99式
バランス重視 → ARTISAN 零
速め → ARTISAN 飛燕・疾風乙
価格や定番感も重視 → SteelSeries QcK Heavy
という選び方をします。
ただ、湿気に強いからといって、自分に合うマウスパッドとは限りません。
VALORANTでは最終的に、自分のセンシやマウスの動かし方に合った滑走速度+湿気による変化の少なさの両方を見るのがおすすめです。
湿気によって今使っているマウスパッドが滑りにくくなった場合は、買い替える前に掃除や使用環境の見直しを試してみましょう。滑りが悪くなる原因と具体的な対策は、こちらの記事で解説しています。
VALORANTでマウスパッドが湿気で滑らない原因と対策
https://www.fps-valorant-device.com/valorant-mousepad-humidity-slow/
湿気による滑りの変化が気になる方は、マウスパッドの素材や操作感も比較してみましょう。プロ選手に使用されているモデルは、以下の記事で紹介しています。
マウスパッドとあわせてマウス本体も見直したい方は、プロ選手の使用モデルをまとめたこちらの記事も参考にしてください。
VALORANTプロ使用マウスランキング
https://www.fps-valorant-device.com/valorant-pro-mouse-ranking/
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